国産豚が出荷されてから屠られるまでの回帰

シンガポールでの日々を赤裸々につづります

鞭打ち必須!キメセク不倫・後編

 

さちの旦那を家に呼び込み、今回の経緯を詳しく聞く。

 

 

 

 

 

なにやら最近さちの帰りが遅いというのだ。

 

 

 

 

 

連絡しても返事がない。連絡来たと思ったら友達の家にいたとか言い訳ばかり。

 

 

 

 

なんだか挙動もおかしい。

 

 

 

すると、この日記を見つけた。だから翻訳してほしい。

 

 

 

それが今回うちに凸した経緯だった。

 

 

 

 

 

 

 

当然うちの旦那も内容を私に聞いてくる。

 

 

 

事前に内容に関して話し合いする場があればよかったけど、

 

 

 

そんな時間なんてなかったので、その場をなんとか乗り切るすべを考えるしかなかった。

 

 

 

私の解釈の間違いではないと思う。

 

 

 

 

キメセク万歳なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

ひとまずうちの旦那は話し合いの場を設けろと、糞意味のないアドバイスをして家に帰した。

 

 

 

 

 

 

私は、その後も彼が階段に座っているんじゃないかという恐怖もあったけど、

 

でも、まだ20の若い子だからかわいそうだとも思ったし、

 

すごくいい子だったのも知っているから、

 

 

 

 

ぎゅっとハグして送り出した。自殺とかしたらだめだよっていう気持ちを込めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンガポールにいる私の知り合いは同じ職場の子たちだけなので、

 

彼女の名誉のために、この日記は誰にも見せられない。

 

 

そう思った私は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず6人にこの日記を転送した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、だって、抱えきれなかってん。

 

 

 

 

 

 

ほら、元々一緒に働いていて辞めていった同僚とかいるじゃん?あと、全然知らない子とかいるじゃん?

 

 

 

 

 

もう、そりゃ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シェアするっしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、とりあえずシンガポールにいる子には共有したらいけないと思って、

 

 

悶々とした日々を送っていた。

 

 

 

 

 

 

そこから2カ月ほどして、さちと共通の元同僚であり仲の良かった友人が日本に帰国することになったので、私の家に招いた。

 

 

 

 

 

 

そこで衝撃の事実を知ったのだ。

 

 

 

 

 

 

その子はさちに不倫の片棒を担がされていた。

 

 

 

 

 

 

そもそもは、さちが旦那に暴力を振るわれているから匿ってくれとその子の家に行ったのが始まりだった。

 

 

 

 

 

 

 

普通なら匿うし庇うと思う。

 

 

 

 

 

 

 

その子はコンドに住んでいたので、うちみたいに不用意に侵入はできない。

 

 

さちに鬼電がかかっていたのが落ち着いたところで裏口からさちは不倫相手と会いに逃げる。

 

 

 

 

深夜になりその子が正面入り口から出ると、

 

 

 

 

 

 

 

 

旦那がそこで待っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰もが知ってる有名コンドだったからか、おそらく仲良し夫婦の時の会話で言ったのを覚えていたのだろう。

 

 

 

 

 

 

何時間そこにいたのかわからない。ただ、とっくに帰ったさちを待って、旦那はそこにいた。

 

 

 

 

友人は独身で住んでいるので、その後は毎日の出退勤でもいるのではないかとおびえていたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

その旦那は、職場にも訪れた。

 

 

 

 

『さちを出せ!!』セキュリティを呼ばれるほど騒いでいた。

 

 

 

 

良くも悪くも当時はコロナ真っ只中。

 

 

一般スペースと隔離スペースがあり、それぞれの担当はその隔離解除まで一緒に仕事をすることはない。

 

 

隔離スペースには、感染防止のため、決められた人物しか行けないようになっている。

 

 

旦那が凸したその場所は一般スペースで、さちは隔離スペース担当だったので、騒いだことを耳にした以外、彼女へなんら影響はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

以後、どこにいるかと問われては、さきほどの友人の家にいると言ったりして利用するものだから、言われるたびにコンドに待機。

 

 

 

 

 

そう、かわいそうな友人は、さちの恋愛のために親切心を利用されたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

それからずっと、さちは自宅には帰らず、その不倫相手とホテル暮らしをすることになる。なぜなら、

 

 

 

 

 

 

その不倫相手も新婚で家を買ったばかりで家がなかったから。

 

 

 

 

 

そしてもちろんその不倫相手側も嫁にバレルことになる。

 

 

 

バカな不倫男は、ホテルに泊まった宿泊費の支払い明細を嫁との共用のメールアドレスに送られるという失態を犯した。

 

 

 

 

 

 

 

今はその嫁は精神病院に通院している。

 

 

本当に新婚、家を買ったばかりで、俺はさちを愛しているから別れてくれと言われたのだ。

 

付き合って3年での結婚だったのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそもその新婚の二人がどうやって会ったかというと、

彼も私も彼女も元々は一緒に働いていた同僚です。

 

 

 

 

お互いに結婚式にも参加し、結婚後の進捗状況とかも話していた仲。

 

 

彼はインスタでも新居のリノベ状況とか、結婚式の準備写真とか当日の写真をアップして幸せそうな日々。

 

 

 

 

 

実際どうやって恋に落ちてとか、そんな経緯は私にはわかりません。

 

 

 

 

 

私はとっくにその職場を辞めているし、なんなら接点はさちの旦那が日記を持ってきたその時だけです。

 

 

 

 

 

 

 

なのに、彼女は私がすべて日記を訳したから家庭が崩壊した。

 

 

彼を匿っている。私ではなく彼の味方なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周りにそう言いふらすことで、私がその元職場での立場も悪くしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、日記は絶対に訳したらだめだと、同じ日本人として、一緒に仕事をしてきた家族のような友人として庇ったつもりだったのに、

 

 

結果私が一番悪くなり、彼女からはブロックされ、SNSからもすべて切られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私が一体何をした?

 

 

 

あなたは私に何をした?自分より大事な存在の子供に何かされるかもしれないという恐怖心を与えたのはどこのだれ?

 

 

 

 

 

そして、その全容を教えてくれた友人が帰国することを決めたのも、

 

 

さちに、周りにあることないこと言われたから精神的にきつくなったからでした。

 

 

 

彼女も、自分の身を脇においてまで、庇ってあげたのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

結果、私はブロックされ完全に絶縁。

 

 

帰国した友人はこの事件が起きた直後、お互いに和解したとかで一緒に出掛けた写真を私に見せてくれたけど、

 

 

状況を知ってる私からするとものすごいまでに不自然な距離感と顔だったし、

 

 

 

こんなことされてすぐに旅行に行こうと思えるのもGEN Zなのかしらと思ったり。

 

 

 

 

その子は相変わらずさちとは連絡とっています。

 

 

お互いに図太い。

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数年。コロナでVISAが全く降りなくなった時期、さちはSPからLTVPにせっかくなっていたのに離婚でSPに戻らなくてはならないが、コロナでスポンサーにもなれない時期。

 

 

一旦は転職できたようですが、肌に合わず、

 

 

 

 

仕方なく日本に帰国していきました。

 

 

 

 

 

 

 

さちには尊敬する上司がいて、その上司もさちのことを妹のような、心の底からかわいがっていたので、

 

 

 

さちの不倫相手がシンガポールの職にいられなくなったことを聞いて、日本に呼び寄せ自分の職場で働かせました。

 

完全なる職権乱用です。

 

 

 

もちろんさちも一緒に。

 

 

 

 

 

 

 

 

1年ほど日本で幸せな生活をして、

 

 

 

今度はさちが職を得て、新たな外国に引っ越していきました。

 

 

 

 

 

しばらくしてその不倫相手も日本を離れさちの尻を追いかける形で国外逃亡。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のことで何が言いたいかって、

 

 

人の信頼を失うのは一瞬、ということ

 

 

 

 

 

私は、天職だと思っていた職場の、そして仲間から、私は最低な奴だとレッテルを付けられることになりました。

 

 

もちろん、仲のいい子たちは知っています。

 

 

でも、そうでもない同僚には、

 

 

私は最低なやつです。

 

 

 

 

 

 

 

若い頃の恋は盲目で、周りが見えなくなるのもわかる。

 

 

でも、もう子供じゃない。

 

 

そういった周りが見えていない子供じみた行動をとることで、

 

 

どれだけの人が傷つき、何かを失い、怖い思いをするのか。

 

 

 

きっと彼女は一生気が付かず、不倫相手・現彼氏と中東の地で幸せな家庭を築くのでしょうが、その幸せの犠牲者は足元にたくさんいることを、

 

 

 

いつかどこかの場面で気が付くようになるのかしら、と

 

 

 

 

いつか彼女に失うという恐怖を感じることを、

 

 

願わずにはいられません。